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若狭路ツーリング&トレイル2023 

9月24日(日)若狭路トレイルロングコース(約43km・累積2368m)を走りました。6月に練習で使っているトレイルシューズが破けて新しいトレイルシューズを購入したのをきっかけに軽い気持ちでエントリーしましたが、結果的に散々な内容のレースとなりました。

まずコースが想像していたよりも数倍きつかったのが誤算でした。日頃から練習でもトレイルを走ることはあるのですが、練習で走るトレイルは基本的に全部走れるトレイルなんですよね。

ところが今回のコースは所々で傾斜がきつく、歩いて上るのも辛い。更にトレイル慣れしていない自分は傾斜のきつい下りは歩いてさえ下れず、はしごを降りるように後ろ向きでゆっくり下ったり、お尻を着けて少しずつ滑っていったり。。。もはや別競技です。あの傾斜、どうやって他のランナーは下っているのか興味があります。


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レース中に何度転んだかわかりません。そして極めつけは20km地点(赤〇)A3~A4の急な下りで転倒と同時に左膝を強く捻じって負傷。自分は20年程前に左膝前十字靭帯を完全断裂していて手術はしていないので、もともと左膝の関節はゆるく、急な下りでブレーキをかけながら走ると結構な頻度で関節が亜脱臼して痛みがはしります。

今回は久々に強く捻じってしまい(亜脱臼)、直後はもうダメかなと思いましたが、2~3分休んでいると多少痛みはあるものの何とかゆっくり走れそうだったので行けるところまでは走ろうと何とか前に進みました。それ以降の下りは恐怖感と痛みもありほぼ歩きです。

膝を捻じった際に、後続の女性招待選手に先に行ってもらい後ろから下りの走りを見ていたのですが、もうびっくりするくらい速いスピードで滑らかに走って行かれました。本当にすごかった。

その後は何とか軽い痛みを感じながらも無事にフィニッシュ。走り終わった直後は膝も腫れ、最後まで伸ばせない、曲げられない。翌日エコーで確認するとしっかり膝に水が溜まっており、歩くのも自転車をこぐのも痛い。

練習では今後もトレイルを走ることはあれど、大会でトレイルを走ることはもうないと思います。自分にはトレイルを走るセンスはゼロだと再確認できました。それとは別に100マイルをはじめとしたロングトレイルレースを完走するランナーの凄さを改めて感じました。
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A1通過時に8番目と言われ、そう言えばその後は招待選手以外には抜かれもせず、抜きもせず。トップの選手は1時間以上前にゴールしているようで、本当に意味不明な世界です。

現在も膝はまだ腫れていて大会が終わってから1週間は全く走れず。そもそも歩行もぎこちなさがあり、恐らくあと1~2週間は走れないので、しっかり休んで10月下旬からジョグを開始し、11月~1月の3ヵ月で何とかフルマラソンを走り切れる程度には持っていけたら良いなと思っています。

しばしの暴飲暴食を楽しもうと思います。

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前日は楽しくツーリングして隣の敦賀市に前泊しましたが、帰りのツーリングのシフトチェンジは地獄でした。。。
22:40 大会レポート | (0) | (0) | 


ひと夏乗り切った臭いシューズ達の洗濯 

一般的なランナーはどのくらいの頻度でシューズを洗ったりするのでしょう?自分の場合は気が向いたら1ヵ月に1回くらい、シャワーで温水を当てながら軽くたわしでゴシゴシ洗う程度です。

しかし今年の猛暑を乗り越えたシューズ達、さすがに臭いが気になりだしました。そんな訳でいつもと違って石鹸や洗剤で洗ってみたのですが、汚れは取れども臭いは結構残ります。洗う前が10だと、洗った後でも8くらいの臭いが残っている感じです。

なので『シューズ・臭い・洗う』で調べてみると『オキシクリーン』を使ったつけ置き洗いが紹介されていました。
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自分は夜の帰宅ラン派なので視認性を重視して白いランシャツばかりを着ているのもあり、もともとオキシクリーンは常備していました。後はニトリで『靴が洗えるタタメルバケツ』を購入。
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実際にシューズをオキシ漬けしてみたところ、臭いは10→1程度に!確かに石鹸や洗剤でシューズを洗ってもせいぜい時間としては2~3分。それに比べてオキシ漬けは2~3時間。まったく効果が違いました。
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漬けおき洗いの方法はしっかりオキシクリーンの容器に書かれています。そのままだとどうしても靴が浮いてくるため、自分は2Lのペットボトルに水を入れて上から押さえつけて放置しています。

この夏は暑すぎて長い距離が全く走れなかったので、まずは全てのシューズの臭いをリセットして、10月からの距離走に備えようと思います。

20:30 ランニンググッズ | (0) | (0) | 


3日連続のクロストレーニング(ラン&バイク) 

お盆の3日間はロードラントレイルランバイクと3種のクロストレーニングを取り入れて負荷の分散に努めました。

日付開始時間トレーニング距離内容
8月11日
7:00バイク235km6時間30分
17:30ラン10km5:47/km
8月12日
7:00バイク155km4時間30分
18:30ラン16km400mx10本 (430m/avg.2分58秒)
73 75 75 75 73 74 75 74 75 73
8月13日
6:30トレイルラン20km累積標高568m:2時間03分
10:00バイク120km4時間15分
※()カッコ内はレストジョグ

11日は朝に琵琶湖1周をバイクトレーニングして、夕方からジョグ。

12日は朝に軽くバイクトレーニングして、夕方から河川敷でポイント練習。

13日は朝にトレイルランニングして、帰宅後すぐにバイクトレーニング。

8月11日に東山の京都トレイルで女性トレイルランナーが熊に襲われたニュースをみて、自分も西山の京都トレイルを練習で頻繁に走っているので他人事ではありません。熊鈴は持っていますが部屋のインテリア化しています。

3日間、ランはそれ程たいした距離を走っていませんし、バイクも乗り換えて間もないモーターサイクルで慣らし運転なので疲労感もなし。しかし自分は夏でもフルフェイスに上下ともプロテクター入りの夏用ジャケットとパンツスタイルなのでランもバイクもひたすら暑さとの戦いでした。

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正直まだまだ本調子ではありませんが、9月の大会に向けてもう少し走れるように日々トレーニングを継続していきたいと思います。

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23:00 ランニング | (0) | (0) | 


懸垂を始めて2ヶ月の途中経過 

6月初めから帰宅ランの終わりに夜の公園で週に2~3回懸垂を始めて2ヶ月が経過しました。最初は順手1回逆手3回からのスタートでした。『夜の公園で鉄棒にぶら下がる

現状はと言うと、肘を伸ばし切らない懸垂ではありますが、順手5回逆手10回以上はできるようになりました。

正直、回数はどうでも良くて、適度に背中の筋肉に刺激を入れて、最終的にそれがランニング動作に生かせればよいと思っています。

23:59 健康 | (0) | (0) | 


踵部脂肪体損傷(Heel Fat Pad Syndrome)【マラソン・ランニング障害】 

ランニングで踵(かかと)に強い痛みを感じた場合、真っ先に思い浮かぶのは足底腱膜炎(そくていけんまくえん)・次に踵骨疲労骨折(しょうこつひろうこっせつ)だと思いますが、それに非常によく似た障害に踵部脂肪体損傷(しょうぶしぼうたいそんしょう)と呼ばれるものがあります。別名ファットパッド症候群(Heel Fat Pad Syndrome)と呼ばれたりもします。

一般の方が踵部脂肪体で検索すると踵部脂肪体褥炎(しょうぶしぼうたいじょくえん)や踵部脂肪体萎縮(しょうぶしぼうたいいしゅく)が表示されたりしますが、これらは外傷や障害ではなく、加齢(高齢者)により起こるものなので今回は触れていません。



踵部脂肪体・踵部脂肪体損傷とは


踵は下図のような構造になっていて、踵骨(しょうこつ)の下にある赤〇部分脂肪体です。脂肪体は人体のさまざまな部分にあるので、区別するために踵部脂肪体(しょうぶしぼうたい)や踵骨下脂肪体(しょうこつかしぼうたい)と呼んだりもします。

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拡大すると下図のようになります。厚さは1~2cm程で、踵にかかる圧力を分散・吸収するクッション材のような働きがあります。この踵脂肪体は蜂巣状の構造になっています。そしてもしこれがなければ足底には組織が圧迫壊死を起こしてしまうほどの高い局所的負荷がかかっています。

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この脂肪体に繰り返し強い着地衝撃などが加わることで脂肪体が損傷し痛みが生じます。ロードランナーであれば踵からの着地を繰り返したり、トレイルランナーであれば下りでブレーキをかけながら踵から着地し続けたり木の根や岩などからの突き上げで損傷します。

硬い踵骨と硬い地面との間にある柔らかい脂肪体には常に圧力とすべったりずれたりする剪断力(せんだんりょく)が働く事が損傷の原因になります。

症状


症状はいたってシンプルで、痛みで踵が着けません。同じ症状に足底腱膜炎がありますが、足底腱膜炎の場合は朝の一歩目の痛みや動き出しの一歩目の痛みが強く、その後は徐々に痛みが和らいでいったりもしますが、踵部脂肪体損傷では着地の度に常に強い痛みが続きます。

また深部にある足底腱膜炎では比較的強い力で下の青〇部分を押すと痛みがありますが、浅部にある踵部脂肪体損傷では下の赤〇部分を比較的弱い力で押しても痛みがあります。ただし圧痛部位は重複しているので判断が難しく、当然両方同時に損傷していることもあります。

また脂肪体損傷では両サイドから脂肪体を『圧迫』もしくは『つまむ』と痛みがあります。足底腱膜炎ではこの痛みがあまりありません。ただし脂肪体ではなく少し上の踵骨を両サイドから圧迫して痛みがある場合には踵骨の疲労骨折も考えられますので注意が必要です。
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エコー画像


エコーで正常な踵部脂肪体を描出すると下図のようになります。自身の足なのですが、厚さは約1.2cm程でした。
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下図は踵部脂肪体損傷のエコー画像です。
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下図は同一人物の健側患側を比較したエコー画像です。
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これはかなり重症のエコー画像ですが、脂肪体の損傷部は黒い低エコー像で描出されています。

エコー動画

踵部脂肪体損傷のエコー動画です。正常像では白い蜂の巣のような脂肪体がきれいに描出されていますが、損傷像では脂肪体の中に黒い低エコー像が確認できます。



治療


まずは患部の安静が一番です。痛みが強い場合は松葉杖などで免荷をおこないます。痛みを我慢して歩いていては、いつまでたっても治りません。なんとか踵を着ける場合にはかかと用のサポーターやクッション性のあるシューズを使用します。

スリッパや靴のインソールの踵の部分を切って、床に触れないようにするのも有効です。ランニングを継続するのであればミズノの『WAVE DUEL PRO』のように踵が付かないシューズももしかしたら効果があるかもしれません。
WAVE DUEL PRO20230621

治療院では超音波治療器で超音波を照射して細胞に刺激を与え組織の修復を促進させます。

一番重要なのはなぜその障害が起こってしまったのか、原因をしっかりと把握する事です。原因が特定できれば治癒後の再発の予防にもつながります。

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