fc2ブログ
TOP | NEXT

ひと夏乗り切った臭いシューズ達の洗濯 

一般的なランナーはどのくらいの頻度でシューズを洗ったりするのでしょう?自分の場合は気が向いたら1ヵ月に1回くらい、シャワーで温水を当てながら軽くたわしでゴシゴシ洗う程度です。

しかし今年の猛暑を乗り越えたシューズ達、さすがに臭いが気になりだしました。そんな訳でいつもと違って石鹸や洗剤で洗ってみたのですが、汚れは取れども臭いは結構残ります。洗う前が10だと、洗った後でも8くらいの臭いが残っている感じです。

なので『シューズ・臭い・洗う』で調べてみると『オキシクリーン』を使ったつけ置き洗いが紹介されていました。
shoeswash20230910.jpg

自分は夜の帰宅ラン派なので視認性を重視して白いランシャツばかりを着ているのもあり、もともとオキシクリーンは常備していました。後はニトリで『靴が洗えるタタメルバケツ』を購入。
shoeswash20230910b.jpg

実際にシューズをオキシ漬けしてみたところ、臭いは10→1程度に!確かに石鹸や洗剤でシューズを洗ってもせいぜい時間としては2~3分。それに比べてオキシ漬けは2~3時間。まったく効果が違いました。
shoeswash20230910c.jpg

漬けおき洗いの方法はしっかりオキシクリーンの容器に書かれています。そのままだとどうしても靴が浮いてくるため、自分は2Lのペットボトルに水を入れて上から押さえつけて放置しています。

この夏は暑すぎて長い距離が全く走れなかったので、まずは全てのシューズの臭いをリセットして、10月からの距離走に備えようと思います。

20:30 ランニンググッズ | (0) | (0) | 


BROOKSのカタマウント2【トレイルシューズレビュー】 

この時期の日曜日はなるべくトレイルを走っています。その際に愛用していたアシックスの軽量トレイルシューズ【GEL-FUJITRABUCO SKY】(29.0cm/265g)が580kmでアッパーが完全に破れてしまい仕方なく破棄となりました。今年に入ってからシューズは一足も購入していなくて、できれば年内ゼロを目指していたのですが仕方がありません。
20230618trail21k.png

新しいシューズを探すのですが、29.0cmまでしっかり揃えているメーカーに絞られます。サロモンなどはほとんどのシューズが28.0か28.5cmまで、そんな中、日本ではややマイナーなブルックスカタマウント2(29.0cm/300g)を購入しました。

とりあえず謎なブルックスの主なトレイルシューズ4つを自分確認用も兼ねてまとめてみました。

カタマウント2ディバイド3
catamount220230618.jpgdivid320230618.jpg
275g(27cm)285g(27cm)
6mmドロップ8mmドロップ
レース用
ライトトレイル用
20,900円12,100円

カスケディア16カルデラ6
cascadia1620230618.jpgcaldera620230618.jpg
298g(27cm)320g(27cm)
8mmドロップ6mmドロップ
ハードトレイル用ロングトレイル用
16,500円19,800円

練習で使用するならばコストパフォーマンス的にディバイド3の一択です。個人的にはデザインも一番お気に入りです。しかし他の3つは29.0cmまでありますが、ディバイド3のみ28.0cmまでしか展開しておらず、カスケディア16カルデラ6は重さの部分で選択外になり、仕方なく値段が一番高いカタマウント2を購入しました。

サイズ感はナイキのシューズと全く同じです。以下は自分の履いているロードシューズです。

ヴェイパーフライnext%2(29.0cm/220g)
ズームフライ5(29.0cm/300g)
ペガサス39(29.0cm/300g)
メタスピードスカイ+(29.0cm/228g)
アディゼロタクミセン9(29.0cm/215g)
カタマウント2(29.0cm/300g)

トレイルシューズだからと言って+0.5cmは必要ない感じです。カタマウント2は履いてみた感じとHPの写真を見る限り他のシューズよりもやや幅が狭い印象です。自分は足幅の狭いシューズが好きなのでかなり良いフィット感です。クッション性も十分ありガレ場などでの岩からの突き上げ感もなく、グリップも必要十分です。

ロードも比較的走れるので30km前後のミドルトレイルから100km超のロングトレイルまで正直これ一足で十分です。ブルックスで揃えるなら練習ではディバイド3、大会用にカタマウント2と言ったところでしょうか。

現状は体も重く、走力はかなり低下しています。年内にフルマラソンは走らないので、京都の猛暑が続く夏場にトレイルを走るモチベーションをなんとか維持するためにも、9月辺りにファンランでも良いので何か大会にエントリーしようかと思います。

20230618カタマウント2

18:00 ランニンググッズ | (0) | (0) | 


本を聴きながら走る【オーディオブックとランニング】 

この数ヶ月、真面目にジョグに取り組んでいます。練習メニューは主に以下の通りです。確か最後のランオフは7月1日だったような。。。

月:90分帰宅ラン
火:90分帰宅ラン
水:ポイント練習+ジョグ
木:90分帰宅ラン
金:90分帰宅ラン
土:ポイント練習+ジョグ
日:150~180分ジョグ

月・火・木・金の帰宅ランは夜の21時過ぎスタート。昨シーズンまでは10km程度を50分くらいでサクッと終わっていましたが、今シーズンは疲労抜きを意識して心拍数110~120bpm(5:30~6:00/km)のスピードで筋肉の毛細血管を増やす目的で走っています。(筋肉の毛細血管を増やすためにはスピードよりも運動時間が重要)

そう考えると1週間で6時間~9時間もジョグをしています。この時間をどうにか有効活用できないだろうか?

そう考えてAmazonミュージック(無料)で音楽などを骨伝導イヤホンで聴いてはみたもののすぐに飽きてしまい、次に目を付けたのがオーディオブックです。
audible20220917-4.png

とりあえずAmazonPrime会員なのでいくつかの選択肢の中からAmazon系列のAudible(オーディブル)を選びました。アプリをダウンロードしてボタンを3回くらい押せば簡単に登録完了。Audibleは2022年から月額1,500円の定額聴き放題制になりました。最初の30日間は無料ですし、いつでも簡単に解約、再入会できます。

月額1,500円なら月に1冊本を聴けば簡単に元が取れます。

試しにベタですが90分ジョグで【スタンフォード式 最高の睡眠】をダウンロードして聞いてみました。一言で言うと『すごく良い!
audible20220917.png

普通に自分で本を読むよりも断然こちらの方がおすすめです。例えば本を90分も読んでいると疲れたり、眠くなったり、最後の方では読み進めること自体が作業化して内容がいまいち頭に入ってきませんが、オーディオブックの場合、ナレーターさんが勝手に読み進めてくれるので自分はその内容を理解することに全集中できます。

そのため自分で本を読んでいる時よりも内容がすっーと頭に入ってきます。正直一度これに慣れてしまうと普通に本は読めなくなりそうです。時間的には5時間42分の本ですが、大体1.25倍~1.5倍速くらいが聞きやすいので3回くらいの帰宅ランで読了してしまいました。

全ての本がオーディオブックに対応しているわけではありませんが、例えば2022年の本屋大賞の受賞作もしっかり対応しています。基本ダウンロードしてオフラインで再生していますがオンライン再生もできてしまうので、設定でWi-Fi接続時のみオンライン再生とダウンロードを行うを有効にしておくことをおすすめします。

audible20220917-2.png

少し速めのジョグなどでは厳しいかもしれませんが、ゆっくりした疲労抜きジョグや週末のロングジョグなどをされている市民ランナーにはおすすめのアプリです。というかこれはもはや市民ランナーのためのアプリと言っても良いくらいです。正直部屋でゆっくり時間がある時にオーディオブックを聴こうとはあまり思えません。

本は読むものという先入観を捨てて気軽に試してみてください。

欠点はそれ程ありませんが、あえて挙げるなら、図や表などが多用されている本はそれ自体はスマホにPDFとしてダウンロードされますが、走りながらは確認できないくらいでしょうか。

オーディオブックのおかげで週末の3時間ジョグも少し楽しく走れそうです。

とりあえず月に3~4冊程度、ランニング界の二宮金次郎を目指して。。。いやっ、サブ3を目指してジョギング頑張ります。

00:00 ランニンググッズ | (0) | (0) | 


ガーミン (Garmin) Forerunner 255 レビュー【935との比較】 

先日まで2017年に購入したForeAthlete935を使用していました。特に不満なく使っていたのですが、偶然見た2022年6月発売のForerunner255musicの一部機能に惹かれて乗り換えを検討しました。

ForeAthlete935とランニングポッドと胸ベルト心拍計を全てオークションで売却して25,000円。Forerunner255musicが47,500円でしたので、差額の22,500円で乗り換えられました。

音楽はガーミンでは聞きませんが(バッテリー消費が多い為)無印ではなくmusicを選んだのは単純にblack色がmusicにしか無かったためです。
forerunner255-20220915.jpg

一応ガーミン的にはビギナーから中級者向けをうたっていますが機能的には上級者にも十分過ぎる機能です。

ガーミンを長年使っていると大体必要な機能と必要ない機能が分かってきます。自分の場合、日中は着けないのでそこから得られるデータによる機能は使いませんし、就寝中も着けないので睡眠中に得られるデータによる機能も使いません。

音楽も聴きませんし、Suicaタッチ決済も利用しません、ほとんどの機能をOFFにして、使用するのはランニングの時だけなので、おそらく全機能の1割くらいしか必要としていません。

それでも今回乗り換えを検討するに値すると思った機能を参考までにいくつかあげていきます。


【1】GPSがGNSSマルチバンドに対応し精度がかなり向上した


Forerunner255には以下の4つのGPSモードがありますが、注目は今回新たに追加された【マルチGNSSマルチバンド】モードです。

GNSS20220918-2.png

従来のガーミン製のGPS時計でもマルチGNSS(1周波数帯)には対応していました。今回はさらにマルチGNSSマルチバンド(2周波数帯)が追加され測位精度がかなり向上しました。

GNSS20220918.png
上記のように書かれていますが、実際使ってみると全く障害物のない河川敷での直線でもかなり精度が向上しています。

下図の赤ラインは本来走ったところです。935はカーブの際に比較的建物内を貫通しますが、255はしっかり建物外を走っている頻度が高いです。ちなみに935GPS+GLONASSで、255マルチGNSSマルチバンドで計測しています。何度か走って検証していますが大体同じ結果です。935はそもそもスタート位置から既にずれています。

Foreathlete935
935-1.png

Forerunner255
255-1.png


信号に引っ掛かりそうになると横道にずれて折り返しますがその際もGPS精度の差が出ます。935は完全に車道の反対側を走っています。

Foreathlete935
935-2.png

Forerunner255
255-2.png


陸上競技場の外周路を走った際も935は軌跡が横に広がりますが、255は軌跡がしっかり重なります。(実際は8~9周走っています)

Foreathlete935
935-3.png

Forerunner255
255-3.png


上の画像の赤点線部分を最大限に拡大してみました。ここは画面の左側に木が立ち並び頭上は木の葉でおおわれています。また右側は競技場を隔てるフェンスがあります。935はフェンスを越えて競技場内の建物を貫通しています。

Foreathlete935
935-4.png

Forerunner255
255-4.png

確かに255でも本来走った所から軌跡がズレることはありますが、ほとんどの場合935よりもかなり正確に計測されています。ただカーブなどではスピードが上がれば上がるほどズレが大きくなる傾向にあります。

それにしても2017年に購入した際には935は最上位機種だったのですが、こうしてみると思った以上にGPSの軌道のズレが大きいことに驚きました。そしてマルチバンド(2周波数帯)機能の精度の高さにもびっくりです。



【2】光学式心拍計の精度が向上した


第4世代にパワーアップした光学式心拍計は4つのセンサーから6つのセンサーにアップグレードされ、その配置も調整されたことで更に精度が高くなりました。

ペース走や帰宅ランでの疲労抜きジョグでは基本ペースよりも心拍数を意識して走っているので自分にとってはかなり重要な機能です。


【3】バッテリー稼働時間の向上

forerunner255-1.png

上記には書かれていませんが従来と同じマルチGNSSモードでは約25時間のバッテリー稼働時間です。自分は基本的に毎日100%充電しているのでGPSの精度を優先してマルチGNSSマルチバンドモード(約16時間)で使用しています。アクティビティ毎にGPSモードを設定できるので便利です。

その他は本体のサイズや重量(49g)は変わらないものの画面表示エリアが少し大きく見やすくなったり、血中酸素トラッキングは万が一の時に利用できるかもしれません。

毎回新しい機種が発売されても、全く必要ない機能が追加されるだけで興味はありませんでしたが、今回のGPSの精度向上はかなり大きいので、自分は2017年発売の935からの乗り換えですが、その後に発売された245、945、745のランナーも今ならばそれなりの値段で売却できるので乗り換えを検討してみるのもありかもしれません。

00:00 ランニンググッズ | (0) | (0) | 


META SPEED SKY+ と Vapor Fly Next%2の違い 

6月14日(火)、『おっ、そう言えば今日は新作メタスピードの発売日だな』と、全く買う気はないものの、ちょっとサイトに目を通すと、自分のサイズ29.0cmのみなぜかあと1足。急に『買わなきゃ!』という謎の使命感にかられポチってしまいました。実際直後に確認すると売り切れになっていましたが、3日後に確認すると在庫は復活。。。

重量29.0cm
メタスピードスカイ+ 228g
ヴェイパーネクスト2 217g

サイズ感は自分の場合、ナイキ、アシックス、ホカオネオネ、すべてのシューズが29.0cmで問題ありません。

metaspeedsky_vaperflynext2.jpg

とりあえず軽く21km走ってみた感想は、まぁ良いシューズに違いはないけれども、これで27,500円はなぁ。。。という感じです。ナイキは頻繁にセールがあるのでヴェイパーネクスト%2でもカラーを選ばなければ20,000円を切る価格で購入できることを考えると+7,500円分の価値があるとは思えません。

メタスピードスカイ+の特徴は前足部がかなり上に反り上がっています。いわゆるロッカー構造です。そのため、シューズを履いて直立位で立つとかなり重心を後ろにもっていかれます。試しに片足立ちで踵に体重を乗せると後ろに倒れそうになりました。しかし21km走っている最中にそのロッカー機能を自覚することはありませんでした。

ランニング時の接地感は結構違っていて、ヴェイパーネクスト%2は独特のグニャっと沈み込む感じですが、メタスピードスカイ+は適度な硬さがありしっかり反発を感じます。

自分はヴェイパーを履いて走っていると時々、沈み込みを強く感じて上手くスピードに乗れない感があったので、接地感はメタスピードスカイ+の方が好きかもしれません。ただ両方で21km走った後半の脚の余力感はヴェイパーの方がありました。まぁその日の疲労感等で差が出た可能性もあるのでまだまだ検証が必要です。

もう厚底シューズに慣れている(ヴェイパー4%→next%→next%2)ので履いた瞬間『おっ!』というのはほぼありません。なので今履いている他のメーカの厚底シューズから乗り換えればもっと速く走れるかもと変な期待感は捨てたほうが良いと思います。全然違う感覚を味わうならアルファフライ2の方が良いでしょう。

全く忖度ない意見を言うとあまり褒めるところがないシューズとでも言いましょうか。。。まぁ今まで厚底シューズを履いたことがないランナーがこのシューズを履けば間違いなく速く走れると思います。と苦し紛れに褒めておきます。

6月は頑張って週3回のランニングを継続中。7月からはメタスピードスカイ+でもう少し真面目に練習しようと思います。それにしても練習で履き潰すと大会用にもう一足必要になりますが、再度27,500円払って購入するかと聞かれると。。。無いかも。

ちなみにたった1回、21km履いて走っただけなのに踵の内側の削れがひどい!自分はあんまり靴のソールは減らないほうなんですが。。。それに一般的に踵って外側が減るんですがね。
metaspeedsky_vfn2after21km.jpg
ちなみに1,800km走ったNike tempo next%はこんな感じです。
temponext20220619.jpg
20:15 ランニンググッズ | (0) | (2) | 


COMMENT

No title  お久しぶりです
テンポネクストそんな持ったんめすね
僕はテンポネクスト400㎞でエアポッズ潰れました
でもテンポネクストの反発は結構すごいなとは思いながら使ってましたね

ジョグのみ使用  Kato Hideaki
基本帰宅ランとロングジョグでしか使用しなかったからかもしれません。
29.0cmのテンポネクストは重量感がすごいので。

スピード練習でしっかりエアポッドを踏み込むと潰れちゃうんですね。
アルファフライで同じようなことが起きると精神的ダメージが大きそうです。

コメントを閉じる▲

市民ランナーの靴下臭い問題は〇〇をするだけで解決! 

市民ランナーでシューズを洗う割合ってどれくらいなんでしょう?ちなみに自分は洗わない、もしくは洗っても半年に1回位でしょうか。。。ただ、ランニングソックスは必ず洗います!当たり前か?

愛用はタビオのレーシングランプロで、365日、8~10足をローテーションしています。
tabioレーシングランプロ20200308 
そんな靴下、洗っても洗っても結構匂いが残っている事ないでしょうか?しかしこの前たまたま見た『ためしてガッテン』が神回でしたのでご覧になっていない方の為にご紹介します。

実験ではバドミントンクラブの生徒達に右と左の靴下の片方だけにある事を数週間継続してもらうと、ある事をした方の靴下のみ匂いがほとんどしないという結果に。また匂いを計測するセンサーでも数値が劇的に改善していました。

そのある事とは。。。『ずばり、靴下を裏返しにして洗う!』だけです。

実際、表で洗った靴下と裏返して洗った靴下を顕微鏡で観察すると、前者は繊維の間に皮脂(たんぱく質)の塊が沢山残っていましたが、後者はその量が1/3程度に減少していました。つまり表側で洗うと洗ったつもりでもぜんぜん皮脂(たんぱく質)が残ったままで、足の常在菌がそれをエサに増殖して匂いの原因になるという事です。

※靴下によっては包装やタグに【裏返して洗濯してください】と書かれているようです。ちなみにタビオの靴下には書かれていませんでした。

ただ5本指ソックスの場合は全部裏返すと面倒なので指先まで裏返して洗っています。まぁその前にシューズ洗えよって話ですが。

より詳しく知りたい方はNHKの番組ホームページをご覧ください。

19:00 ランニンググッズ | (0) | (0) | 


初代ズームフライで故障するも懲りずにヴェイパー4%に挑戦 

昨年は初代のズームフライを履いて練習していて足首・膝・ハムストリングスに過去経験した事がないくらい激痛が走り、それ以降全く履かずに結局ごみ箱行になりましたが、それでも気になる厚底シューズ。

色々記事を見ていると『ヴェイパーフライとズームフライは全く別物』と書かれていたり、『ズームフライで足を慣らしてからヴェイパーフライを履くよりは初めからヴェイパーフライを履いた方が良い』と書かれていたり。自分に都合の良い記事についつい目が留まります。

ちなみに最新のズームフライ3はヴェイパーフライと同じカーボンファイバープレートが入っていますが、初代のズームフライはカーボンナイロンプレート&その他が使われていたのも故障の原因だったのかもしれません。

そんな訳で懲りずに練習で履きつぶす用に今更ながらヴェイパーフライ4%を購入。これで故障しなければNEXT%も考えよう。税込み23,000円でしたが、楽天セールでポイントが4,370Pも獲得できたので実質18,630円、まぁ少し高いけれど許容範囲。

サイズ感はターサー29.0cm(ややゆったり)、ヴェイパーフライ4%29.0cm(ぴったり)、アディゼロジャパン29.0cm(窮屈)とアシックスとアディダスのちょうど中間。

履いて歩くと初代ズームフライと全然違うことがわかりました。初代ズームフライは立っているだけでも不快な感じがあり、道路を歩いていてもすごく不安定で歩きにくかったのですが、ヴェイパーフライ4%はかなり安定感があり普通の靴と変わらない感じで歩けます。

思いっきりヒールストライク走法ですが、とりあえずどれ程の効果があるのかしばらくポイント練習で履きつぶしたいと思います。ただ前回も履いてすぐに痛みが出たわけではなく、頻繁に練習で履き始めて3週間くらいしてからなので油断は禁物。

20191127vf4.png 
20:00 ランニンググッズ | (0) | (0) | 


マラソンはモルテン 

ナイキの『厚さは速さだ』のキャッチコピーに比べるといささかチープですが、同封のパンフレットには『マラソンはモルテン』と書かれていました。
20191120maurten01.png 

市民ランナーなら一度は聞いたことがあるモルテン。基本的に自身はフルのレースでもあまりエネルギージェルを取らない方(1~2個)なのですが、今シーズンはしっかりと補給をやってみようという事でついにモルテンジェル&ドリンクに手を出してしまいました。

口腔レベルの研究では世界一と言われるイエテボリ大学で開発されたようで、俗に言う『NASAが開発した』と同じ匂いがしますが怪しいものではありません。

マラソン世界記録保持者のキプチョゲや2位のベケレはもちろん、MGCでも男子優勝の中村匠吾選手や女子優勝の前田穂南選手をはじめほとんどの選手がモルテンを使用していました。

難点は値段が高い。。。一応フルマラソン3レース分を想定して購入しましたが約2万円。。。12月上旬にはパッケージが白でカフェインが入ったバージョンも発売され予約済みです。過去に一度レース中にジェルを落とした事がありますが、さすがにこれを落とすと精神的なダメージは計り知れません。

大会参加費の高騰、シューズの高騰、さらにエネルギージェルの高騰。しかしタイムは伸び悩む。

20191120maurten02.png 

一緒に入っていた紙には商品の特徴やどのようなタイミングで摂取すればよいのかなど事細かに書かれています。

商品特徴

運動する際に必要なものはエネルギーです。炭水化物を摂取することでエネルギーに変換されますが通常、炭水化物は胃で2~5時間留まってしまい、レース中に摂取した炭水化物はエネルギーに変換できませんでした。これを実現したのがモルテンです。摂取したモルテンは胃酸の影響でハイドロゲル化し炭水化物であることを隠し(炭水化物であることを胃に気付かれず)胃をあっという間に通過し腸に到達します。

だそうです。要は胃は腸へ過剰に炭水化物が流れ込まないように関所のような働きをしているのですが、モルテンは胃酸に触れるとカプセルに包まれ『あっ、私、炭水化物じゃないんで』とあっさり通過してしまうようです。

とりあえず今日はトラックで10,000m閾値走。タイムは37分10秒(3'43/km)であまり余裕なし。モルテンの購入よりもまず楽に36分台前半で走れるように練習しないとただの宝の持ち腐れになりそうです。

22:30 ランニンググッズ | (0) | (0) | 


アシックス・DynaFlyte 3(ダイナフライト 3)のレビュー 

ジョグ用のシューズはコスパ最強のナイキ・ズームスピードライバルを愛用しておりましたが、ここにも厚底ブームの波が押し寄せ、ズームスピードライバルフライになってしまいました。

ナイキの厚底(フライ系)が全く足に合わないのでしょうがなく他のシューズを探す事に。

アシックスのダイナフライトと全く聞いたことがないシューズですが3なのでそこそこ継続して販売されているようだし物は試しに購入してみました。重さは26.0cmで234gとごく普通の軽さです。
20190715DynaFlyte3.jpg 

履いてみた感想は踵のホールド感は可もなく不可もなく普通。ただし前足部がやや広めに作られているので良いのか悪いのか足の指が自由に動かせる&動き過ぎる。

普段ワイドサイズや甲高のランナーにはおすすめですが、幅の狭いランナーにはあまりおすすめできません。自身はアシックス系は29.0cm。アディダスやナイキ系は29.5cmを履くのですが、このダイナフライトに関しては今回29.0cmを購入したものの28.5cmでも全然履ける感じです。

特にこれといった特徴もなく、一言でいうとジョグ専用シューズでしょうか。

とりあえず30kmジョグをしてみましたが、比較的最後まで脚が軽かったのはシューズのおかげというよりは気温が25℃と低く、雨で前2日ノーランだっただけなのかもしれません。

30km:2時間17分37秒(4'35/km)
2019071530km.png 
21:00 ランニンググッズ | (0) | (0) | 


ナイキのズームフライが絶望的に脚に合わない 

 今や多くのランナーが履いているナイキズームフライ&ヴェイパーフライ。自身も流行に便乗して購入したものの、どうやら最近よく出る脚の不調、痛みの原因がこのシューズにあるとわかりました。

ズームフライ自体はすごく良いシューズだと思うのですが、如何せん自分には全く合わない、合わない以前に履いて走ると何故か足首、ふくらはぎ、ふともも裏に激痛が。。。

かれこれ購入して150km前後は練習で使用していると思うのですが、基本他のシューズ(アディゼロジャパン・ターサージール・ズームエリート・ズームスピードライバル)がメインで、たまに気が向いた時にだけ履く程度でした。

しかし先日、帰宅ランを予定して久しぶりにズームフライを履いて出勤の為にわずか15分歩いただけなのですが、職場につくなり異様に右足首が痛い。筋肉や腱というよりも関節自体(距骨下関節・距腿関節)がうずくように痛い。局在ははっきりせず一度痛み出すとじっとしていても10~20分くらいうずくような痛みが続く。

しかも屈んだりすると右ふくらはぎや右ふともも裏のハムストリングスにも痛みが。でも筋肉を押しても伸ばしても痛みはなし。ただこの時点ではシューズが原因とは分かっておらず『なんだろう?』という感じ。

決定打は仕事終わりに帰宅ランで走り出すも、500mくらい走った所で着地のたびに右足首に痛みが。その後だましだまし走っていると着地時に足首と膝裏に激痛が走り力が入らずに”ガクッ”と膝崩れ。そしてまた300m位走ると着地時に足首と膝裏に激痛、そして踏ん張りが効かず”ガクッ”と膝崩れ。結局1.5kmくらい走った中で3回くらい繰り返しそこで初めてシューズが原因だと確信しました。

※翌日アディゼロジャパンでインターバル練習+ジョグで16km走っても全く痛みなし。

練習日誌を振り返ってみると2月7日~13日の1週間、両ハムストリングスに痛みが強く、この期間は着地のたびに激痛が。ジョグでペースを落としても足を着くたびに太もも裏に痛みが走り、正直姫路城マラソンは出場が危ぶまれましたが、14日には嘘のように痛みが消えました。

この時も原因が良く分かっていなかったのですが、考えてみると姫路城マラソンのレースシューズに迷っていてアディゼロジャパン・ターサージールと一緒に普段はあまり履かないズームフライを履いて練習していました。

もっと掘り下げて考えてみるとどうやら1km4分を切るようなハイペースで走るポイント練習時よりも、今回のように歩くやジョグでズームフライを履くと痛みが出るようです。

自分は比較的どんなシューズを履いても大丈夫だと思っていましたが、シューズ一つがこれ程までに体に影響を与えるのかとすごく勉強になりました。同じナイキのズームエリートやズームスピードライバルは全く問題ありません。

同じようなランナーがきっといるだろうと思ってネットで検索してみるもヒットせず、逆に『ズームフライ&ヴェイパーフライは凄い!』と絶賛の嵐。どうやら自分だけの症状のようで、世間一般のブームには便乗できなさそうです。

今後は身の丈に合ったシューズを選びます。。。

※ズームフライが合わない人は足首が柔らかい人が多いという情報を得ました。確かに自分も足首は結構柔らかい+右足首はオーバープロネーション気味。(蹲踞も楽々できる)

shoes20190401.jpg  
22:00 ランニンググッズ | (0) | (2) | 


COMMENT

No title  とも
私もズームフライ3は反発力が強くて足に合わないので、最近はヴェイパーのみです。私の場合は、ズームフライで走ると毎回シンスプリントになります。自分のフォームにも問題があるとは思いますが、スピードを出すようになってからはズームフライは避けています

  Kato Hideaki
骨格も人それぞれですし、シューズによって負荷のかかる場所は微妙に変わるように思います。
耐久性向上のために前足部とヒールにラバーがあるので少しヴェイパーフライとは違いのでしょうね。

コメントを閉じる▲

TOP | NEXT