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膝の内側側副靭帯の損傷と経過【マラソン・ランニング障害】 

9月24日のトレイルレースの下りで左膝をかなり強く捻じってしまい、痛みがありつつも何とか完走しました。その後、数日間は膝が腫れて曲げ伸ばしができず、膝を完全に伸ばせないので少し膝を曲げた状態で生活していました。

そこから15日間は全く走りませんでしたが、10月中旬から少しずつジョグを開始し。現在も正座胡坐(あぐら)横座りで膝の内側に痛みがあり、赤丸〇部分に強い圧痛があります。夜中横向きで寝ていても少し痛みを感じます。
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受傷から約1ヵ月経過し、ランニング着地時の痛みはありませんのでロングジョグはできています。現状ペース走はなんとかできるかもしれませんが、ダッシュは不可といった感じです。以前、流し(ウィンドスプリント)をしようとしましたが、最初の数歩で膝が固まってうまく動かない感じでした。

エコー検査では受傷翌日、腫れている膝関節には案の定、水が溜まっていました。その時が10だとすると1ヵ月後の現在は6くらいに減少しましたが完全に消失するまではもう少しかかりそうです。

9月25日/右膝・健側

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9月26日/左膝・患側
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10月25日/左膝・患側
20231025mclinjury001.jpg

上記から判断して今回の怪我の大元は膝の内側側副靭帯損傷(ないそくそくふくじんたいそんしょう)です。(自分は10年以上前に膝の前十字靭帯を断裂していて元々膝が少し緩)

膝には内側に大腿骨(だいたいこつ)脛骨(けいこつ)をつなぐ靭帯がありますが、着地などの際に膝を強く捻じることで損傷・断裂します。よく靭帯が真ん中で切れるイラストをネットで見かけますが、実際の内側側副靭損傷の多くは大腿骨側の付着部(〇部分)で損傷することがほとんどです。
20230924mclinjury002.jpg
MCDAVIDさんからお借りしました。

膝を内側から見ると下図のようになります。内側側副靭帯はやや幅が広く大きな靭帯です。
20230924mclinjury003.jpg

エコー検査で自身の内側側副靭帯を確認してみると靭帯が太く腫れていてその周囲が黒くなっていました。正常な靭帯は周囲との境界が不明瞭なのでよく見ないと素人ではどこにあるのかわかりませんが、損傷した靭帯は出血などにより周囲が黒くなり境界が明瞭になるため腫れて太くなった靭帯がくっきりと描出されます。(MCL=内側側副靭帯)
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右膝・健側
京都・膝・内側側副靭帯・整骨院・治療・MCL

左膝・患側
京都・膝・内側側副靭帯・接骨院・治療・MCL
そんな訳でマラソンで重要な10月のオクトーバーランは一度もポイント練習をせずジョグだけで終了。月間走行距離は242km。体重増という結果に。。。

まぁ近年は記録狙いのランナーと言うよりは健康志向のランナーになりつつあるのでジョグだけでもできれば十分ですが、怪我をする前にエントリーしていた2月の姫路城マラソンが今となっては運悪く?当選してしまい入金済みなので、残り3ヵ月の準備期間しかありませんが、無理せずぼちぼち練習していこうと思います。

ちなみに21kmジョグを3回おこなったのですが、ガーミンでのトレーニング効果は毎回オーバーリーチ。自分、相当弱体化しているようです。

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23:00 マラソン・ランニング障害 | (0) | (0) | 


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