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トレイルランとハチ(蜂) 

この時期、そろそろお山へ走りに行くランナーも多いのではないでしょうか。しかし昨年もどこぞの大会でランナーが蜂に襲われるといったニュースを耳にしました。ただ刺されるだけならまだしもアナフィラキシーショックでも起こそうものなら命に関わります。

獨協医科大学病院ハチアレルギー外来を受診した患者さんの7割がアシナガバチ2割がスズメバチ1割がミツバチに刺された人だそうです。

ミツバチ  アシナガバチ  スズメバチ

ハチに刺されると体の中でIgE抗体(アイジーイー)
が作られます、次に刺された時、毒の成分とIgE抗体が結合しアレルギー反応が起こることがあります。そうすると、普段ハチに刺されて現れる「赤み、腫れ、痛み」等の局所症状のみでなく、「全身のじんましん」「顔面の腫れ」「吐き気」「嘔吐」「動悸」さらに重症になると「呼吸困難」「意識障害」等が起こり、治療が遅れると命にかかわります。多くの場合、全身症状は刺されてから30分以内に起こりますが、時に5分以内にショック症状に至ることもあります。

ハチに刺されると必ずIgE抗体ができるわけではなく、刺された人の1~2割とされます。逆に8~9割の人では、IgE抗体はつくられず、次に刺されたときにアレルギー反応は起こりません。血液検査で分かりますが、刺されてからIgE抗体が作られるまでに2~4週間程度かかります。

ミツバチの毒に対するIgE抗体だけをもっている人が、アシナガバチやスズメバチに刺されてもアナフィラキシーを起こす可能性は低いのですが、アシナガバチの毒に対するIgE抗体を持っている人がスズメバチに刺されてもアナフィラキシーが起こる可能性はあり、その逆もしかりです。

治療としてはアナフィラキシーが起こったときは、血圧の極端な低下によって、命にかかわる危険もあるため「アドレナリン」の注射で血圧を上げる治療が行われます。アナフィラキシーを起こしたことがある人、職業などの関係でハチに刺される危険性の高い人が希望すると自己注射の処方を受けられます。自費で1本1万5000円前後。うわぁ打つの躊躇してしまいそう!しかしアドレナリンには解毒作用はなく、あくまで血圧を上げるだけなので、ハチに刺されてアドレナリンの自己注射を打ったとしても、効果のある30分以内に速やかに医療機関を受診しなければいけません。

対策としてはまぁなにより刺されないようにすることが大切で、ハチは黒いものを攻撃する習性があるので、髪は帽子などで隠し、ウェアは白や黄色のものを着る。匂いや音の刺激で興奮すると人を刺すので、山などでは、香水や整髪料などを使わない。まぁ香水つけて山に入る人はいないでしょうが、最近の山ガールならやりかねません。

そう言えば、実は自分も小さい頃に山で刺された事があるんですよね。アブに.....。痛かった。

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21:55 ランニング障害・勉強 | (0) | (0) | 


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